約 2,303,413 件
https://w.atwiki.jp/toi_skit/pages/87.html
【イリアとアンジュとリカルド】 イリア 「うひぃぃぃ~、肩凝ったぁ~」 アンジュ 「あふう…、わたしもひざと腰が 痛くなって来ちゃった。 長く歩くと駄目ね」 リカルド 「いかんな」 イリア 「なーによぅ! どうせ「最近のガキは軟弱だ」とか そんな感じの事言ったりするんでしょ!」 リカルド 「ほう? そのガキ様に 身体を痛めない知恵を教えようかと 思っていた所だが?」 アンジュ 「じゃあ、リカルドさん。 わたしにだけ教えていただけますか?」 リカルド 「そうだな。 被害妄想のガキは興味が無いらしいし」 イリア 「興味あるっての! あたしにも教えなさいよっ」 リカルド 「フン、まあいいだろう。 長く歩く場合、荷物の持ち方一つで かなり身体への負担が変わる」 イリア 「ほうほう」 リカルド 「バックパックには重たい物が 上に来るように詰めろ。 その方がバランスが取れる」 アンジュ 「へえ、そうなんですか? やってみます」 リカルド 「そして極力手に荷物を持つな。 ベルトやストラップを活用するんだ。 それだけで疲労度が全然違う」 イリア 「なーるほどね」 リカルド 「そして余計な物、あまり使わない物は 持ち歩かない事だな」 アンジュ 「う~ん…、女子的に、 厳しい意見ね」 イリア 「そーよ。 女の子には色々必要な物が あるんだからね!」 リカルド 「例えば?」 イリア 「内緒ー」 アンジュ 「内緒ですね」 リカルド 「…話にならん」
https://w.atwiki.jp/alicecode12/pages/23.html
アンジュ・ブラーバック 詳細 性別 男 年齢 13歳 所属 『信心組織』 搭乗オブジェクト アイギス(ミラーハウス) 解説 アイギスのエリート。自称「平和の天秤」。 攻撃してきた方が悪いと一方的に決めつけて、跳ね返して相手の「罪」を測っている。 保守的な思考で、自分が絶対に正しいと思い込む癖がある一方で自分の性格の悪さを自覚しており、ドラマのような「かっこいい大人」に憧れている。 備考 『モンタージュ柄の平和思想』編 第一章に登場 001
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/20402.html
アンジュ(あんじゅ) 登場作品 + 目次 イノセンス 関連リンク関連種 イノセンス No. 014 HP 20000 攻撃 158 物防 350 知性 165 術防 228 敏捷 295 幸運 124 弱点 闇 得意 光 EXP 9000 ガルド 375×6 落とすアイテム アイテム:?アイテム:? 盗めるアイテム 武器:?アイテム:? 出現場所 テノス兵器工場 (※基準はノーマル ドロップ、ローバーは上段がレア) 行動内容 /斬り上げで前方の相手を攻撃する。 /短剣による斬りつけで前方の相手を攻撃する。4HIT。 /短剣で連続で斬りつけて前方の相手を攻撃する。 /2連続の斬り上げで前方の相手を攻撃する。 /2連続の斬り上げ→空中で斬りつけの連携で前方の相手を攻撃する。 牙連刃/ 空襲刃/ 牙突連撃/ 飛翔連斬/ 蛇咬牙突/ フォトン/光属性の天術攻撃。 レイ/光属性の天術攻撃。 ホーリーランス/光属性の天術攻撃。 ピコハン/無属性の天術攻撃。 ピコピコハンマー/無属性の天術攻撃。 ヒール/味方1体のHPを回復する天術。 総評 テノス兵器工場のBOSS。アルベールと共に出現する。 短剣による攻撃と光属性の天術攻撃をメインに攻撃してくる。 ▲ 関連リンク 関連種
https://w.atwiki.jp/angevierge/pages/87.html
《目覚めた可能性 日向美海》 プログレスカード レベル1/青/P6000/G4000/S0 【人間】/【超能力】 リンクフレーム Ω 《起》[【フォール】]1枚引き、あなたの手札を1枚選び、捨札に置き、 他のあなたのプログレスを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。 海に囲まれた青蘭島で、美海の新しい生活が始まろうとしていた。 illust カントク(運命邂逅の四世界/プロモカード) illust みわべさくら(青蘭の聖少女) 青蘭の聖少女で登場のレベル1の青色のプログレスカード。 月刊コミックアライブ11月号付録として、運命邂逅の四世界に収録されたイラスト違いのホロ仕様のこのカードが配布された。 関連項目 《日向美海(F1-012)》 収録 運命邂逅の四世界 B1-019 C(カントク) プロモカード B1-019 C(カントク/ホロ仕様) 青蘭の聖少女 B1-019 C(みわべさくら) Q A Q. 山札が残り1枚の時にこのカードの能力を使いました。捨てる効果と山札のリメイクはどちらが先ですか? A. 山札リメイクののち、手札を捨てます。
https://w.atwiki.jp/toi_skit/pages/83.html
【スパーダとアンジュとエルマーナ】 アンジュ 「スパーダ君って お兄さんが多かったんだって?」 スパーダ 「あ?なんだよいきなり…。 まあ、そうだけどよォ」 エルマーナ 「エエなぁ、兄弟って」 アンジュ 「エルは一人っ子?」 エルマーナ 「せや。 アンジュ姉ちゃんは?」 アンジュ 「わたしは年の離れた兄がいるの。 従軍牧師をしているみたいだから ほとんど会う事ないけどね」 スパーダ 「意外だな。 てっきり一番お姉さんだと思ってたぜ」 アンジュ 「そぉ? でもそれ、ちょくちょく言われる」 エルマーナ 「イリア姉ちゃんは、 弟と妹がいるらしいで」 スパーダ 「うげぇ! あんな姉ちゃんいらねェ!」 エルマーナ 「理不尽やもんな。 絶対泣かされてまうわ」 アンジュ 「ルカ君は典型的な一人っ子ね。 自分の意見を言えなくて、 優柔不断で周りに振り回されっぱなし」 スパーダ 「父親は厳しい人だったらしいけど、 実際のところ、どうだか…」 アンジュ 「でもしつけは行き届いているようね。 ご両親の熱心な教育の賜物かな」 スパーダ 「はっ、どーせ、オレは 放任主義の失敗例だよ!」 エルマーナ 「…スパーダ兄ちゃん。 わりとエエ人だと思うけど、 子供を持つと苦労しそうやなぁ」 アンジュ 「エルも親になったら、 しつけと教育はきちんとしてあげてね」 エルマーナ 「肝に命じとくわ」 アンジュ 「「銘じる」よ、エル」 エルマーナ 「………」
https://w.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/313.html
Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「アンジュ」 第2話 第2話「アンジュと鼠」 中継地点で、車は止まった。かつてはサービスエリアと呼ばれた場所で、水と食料を 少ないが蓄えている。 自治都市が管理していて、そうした食料などを旅人に供給していた。 アンジュは食堂の外、壁に貼られた紙を見つめていた。 異形退治の募集だ。高額なデュラハンタイプの異形の写真が一番目立つ。異形を支配する 異形で、値段はこの所上がっている。 すぐ下には、写真のない異形の退治募集がある。 『山椒魚に似ていて毒針を射つ。人の声真似をするとの報告あり』 写真がないのは、出会った人間のほとんどが死んでいるからだろう。情報も少なく、報酬 は高い。 その隣に、鼠小僧次郎吉の写真があった。報酬は安い。人殺しをしていないかららしかった。 写真をアンジュが見ていると、地をこする靴の音が近づいた。アンジュが振り向いた先 には、岩のような渡辺の姿があった。 「胸くそ悪いなあ。傭兵なんてホントはいらんねん。俺らだけでやるちゅうの」 異形退治のため傭兵を募ることに反対の渡辺は、写真の次郎吉をにらみつけた。 「こんな情報あてにならんで。人殺しても見つかってないだけや。人間型の異形が一番 あかん。なんや、狐みたいなガキの異形飼うとった奴おったんや。捨てろ言うたんやけど きかんから、しゃあないわ、出てもらった」 クズハを保護した坂上匠を、武装隊から追い出すのに賛成した一人が、渡辺だ。 やや間を置き、渡辺は別の話題を振った。 「自分、蘆屋さんの研究所で警備員したいて?」 砂よけのゴーグルをつけた額を、アンジュは軽く縦に振る。 「はい。志願の届けは出しました」 「なら、伝わってるやろけど」 渡辺は太い腕で腕組みし、眉間をせばめた。 「殉職したズシは気の毒や……けど、変なこと考えるなよ」 「そんなんじゃありません。蘆屋さんとこの研究所付きなら、食いっぱぐれないと思った だけです」 「うん。そんならええ。この仕事うまくやったら認めてもらえる思うで」 笑顔になると、そろそろ出発や、と言い渡辺は立ち去った。 また大きなトラックが小さなトラックを引き、うねる大地に伸びた道路を進む。 たまに、前時代の遺物である壊れた信号機などが、道路のすみに見られた。 地面のあちこちには、まだ深い亀裂がある。以前の二次掃討作戦で異形の強力なものは 封印され、地割れから異形が出現することも現在は確認されない。だが、まだ地上に異形 は多かった。 トラックの中で、アンジュは魔素の動きを感じ取った。 「何か来る」 隊員たちの敏感な者は、アンジュと同じように神経を研ぎ澄ます。 「おい、止めてや」 渡辺が運転手に言い付け、車は止まった。 出てみると、上空に異様な暗雲が渦巻いている。 「何だありゃあ……」 隊員たちが言い合ううちに、黒い雲は膨れ上がり山のようになった。 「まずい、離れろ!」 直感して、アンジュは地を蹴って走った。 黒い雲からは大きな液体がしたたり落ちる。落ちた泥のようなものは地面を溶かし、混ざり 合い、奇妙に人間に似た形をとった。 「異形かっ、くそっ!」 隊員は銃を撃つが、弾丸は泥みたいな異形の体を突き抜けてかなたへ飛び去る。 雲からは無数の液体が落ち、それらが次々形を作って隊員を取り囲む。溶けたアスファルト の不快なにおいがあたりに充満した。 アンジュは魔素刀に「木」の属性を込め、刃を造った。 魔素刀が光の弧を描き、泥のような異形を斬り裂く。不気味なうめき声をあげ、二つに なった泥は地面に広がった。 「やっぱり、こいつらは土の属性だ。木が効くよ」 最近、まじめに魔法科学の勉強を続けているアンジュは、魔素の扱いがよりうまくなって いる。 頭上の暗雲は絶え間なく液体を落とす。隊員が退治しても減るようすはない。。 泥の異形に抱きつかれると、隊員の防具は溶け、煙が起きる。 アンジュは鷹のように飛びかかり、異形を斬り裂く。 「あの雲をなんとかしなきゃ……」 あやしい雲を見上げ、アンジュは魔素刀の柄を強く握る。 そのとき、赤い球が飛んで、吸い込まれるように雲の中へと消えた。 直後、雲の中で光が発した。火の粉が飛び散り、雲は割れて小さくなる。 赤い球の出所をアンジュが探すと、丸い耳を揺らす男が地に立っている。 「鼠……」 「義を見てせざるはなんたらかんたら。魔法義賊・鼠小僧次郎吉、手ぇ貸すぜ」 親指を立てて気取る鼠小僧次郎吉は、前歯を見せた。 いくつかに分かれた雲はまた集合し、大きさを戻していく。 「ありゃ、火は効かねえか」 「こいつらは土、でもあれはたぶん水だよ」 アンジュは意識を集中させ、魔素を練り上げ高めていく。 「土克水、いけっ!」 気合いとともに、アンジュは地面を割り、岩を浮かび上がらせる。 「ダメだあ姉ちゃん、魔素が足りねえよ」 「う、うるさいっ!」 足をふるわせアンジュは大岩を浮かすが、次郎吉の言う通り魔素不足で雲には届きそう にない。 次郎吉は指をからませ、魔素を送る。 「印をそのままにしてくれ。俺様、実は火の魔法しかできねえが、そこまでやってくれりゃ あとはいけるぜ。連携魔法だ」 アンジュの魔法に次郎吉の魔素が加わり、大岩は空へと飛び立つ。 黒い雲に下からぶつかり、岩は雲を四散させた。さらに岩が音とともに破裂し、砂になる。 砂が吸収して、見る間に雲を消していった。 おお、と隊員たちは驚きと歓喜の声をきかせる。 「さあ、あとはこいつらだ」 アンジュはまた魔素刀を伸ばし、泥の異形に立ち向かう。さすがに魔素を減らして、 アンジュの腕は揺れていた。 隊員たちは魔法を飛ばしたり、魔素をまとわせたナイフで斬りつけたりして異形を倒す。 アンジュは魔素刀で泥を斬り、次郎吉も火を発して泥の異形を焼き焦がした。 泥が地面に散らばる。 数十分後、異形はすべて退治された。 矢尽き刀折れといったようで、アンジュたちは腰を落とした。魔素の消耗は精神の消耗だ。 次郎吉は散らばった泥をながめて、大きなため息をついた。 「こいつら、蘆屋が改造した異形だ。かわいそうに」 武装隊のメンバーは、何のことかと顔を見合わせる。アンジュは特に驚きもしなかった。 「やっぱり、そうか」 「蘆屋は魔法の実験して、異形を改造しやがる。封印した異形を買い取ってんだ。だが、今回 は違ったみてえだな」 軽トラックの荷台に積まれた荷のロープを、次郎吉はナイフで切った。 緩衝材を引きちぎると、中から石がこぼれ落ちる。 「なんだそれは」 予想しない光景に、隊員たちが目を見張る。 「見ての通り。ただの石コロよ。今回の実験材料は、まあ……」 次郎吉は哀れみの目を、隊員らに向ける。 「私らが実験台ってことさ」 自嘲して薄く笑むと、アンジュはおっくうそうに立ち上がった。 「そんな……」「俺たちを使って、実験を?」「これから、どうする」 隊員たちは騒然となる。蘆屋の研究所に行くわけにもいかない。実験のために捨てられた のなら、武装隊に帰ることもできない。 「そういえば、渡辺さんは?」 若い隊員が言ったとき、空間を何かが走る。 炸裂と同時に破裂音が響き渡り、破片が飛び散った。えぐれた地面が黒くなっている。 銃を手にした渡辺が、石像のように立っていた。 「あんた……」 アンジュの鋭い目が、渡辺を射るようににらみつける。 「おっと、動くなよ。動いた奴から撃つで。一秒でも長生きしたいやろ」 大きめのいかつい拳銃を手に、渡辺は悪魔のような笑みを見せる。 「すごいなあ、この銃、蘆屋さんとこからもろたんや。生き残りがいたら始末しろて。まさか みんな残るとは思わんかったけどな」 「そんなもので私たちを殺すのか。鬼切りがきいてあきれるね」 アンジュが腰のホルダーに手をやる。中には、魔法書が入っている。 すかさず、渡辺は狙いを定める。 「通り名なんてハッタリや。そんなもんやろ。変な真似すな。まずおまえから殺しとこか」 「冥土の土産に教えてよ。蘆屋の目的は何だ? 異形を改造して、何をたくらんでいるんだ」 「そんなん知らんわ。偉い連中の考えることに、よう首つっこまん。ろくなことにならへん からな。 冥土の土産いうなら、教えたるわ。ズシとおまえを行かせたんは俺や。蘆屋さんとこが 改造異形つこてみたいいうから、おまえら実験台にしたった。 俺、魔法使い大嫌いや。あんなん異形と変わらん、バケモンやないかい」 渡辺が得意げに口を動かす間に、アンジュは魔素を練る。だが、もう彼女の魔素は残り 少ない。 「無駄や。ズシに会うてこい」 特殊な大きい銃が火を噴いた。アンジュは弾丸の軌道を読み、すでに小さな結界を飛ば している。 小さな結界にはじかれ、弾丸は地面に刺さった。破裂が起き、土ぼこりが舞い上がる。 「な、なんや……? おまえ、魔素ないやん」 うろたえる渡辺に、アンジュは冷たい目で、淡々と告げた。 「魔法は宇宙を少し曲げることであるからして、つまりそのために必要なのが魔素であり 符など魔法具であるからして」 アンジュの腰で、ホルダーがわずかに光っている。さみしそうな顔をして、アンジュは つぶやいた。 「ズシの奴、魔法書に符をたくさんはさんでたのさ。しおり代わりにね」 「バケモンが……!」 渡辺は銃を連発した。空を突き進む銃弾は、ことごとく小さな結界に打ちはじかれ、地で 爆発する。 たび重なる爆音のあと、落ちる石や土の下、アンジュは微動だにしない。 驚愕して口を開け放ちつつ、渡辺は弾切れの銃を馬鹿みたいに構えていた。 「ズシだったらこんなもんじゃないよ」 アンジュは魔素刀の柄を手に、一歩また一歩前進する。 「ま、待ってくれ」 銃は捨てられ、重い音を響かせる。手を前にやり渡辺は命乞いした。 「俺かて仕事でやってたんや。わかるやん」 きこえないかのように、アンジュは魔素刀の光る刃を伸ばした。 「な、なあ、頼む、助けてくれ」 「嫌だね」 「頼む、頼むて。何でもするから、なあ」 涙ながらに手を合わせる渡辺に向かい、アンジュは魔素刀を振り上げた。 「ズ、ズシは喜ばんで!」 この一言は、魔素刀を止めるのに成功した。 すぐさま、渡辺は足に隠したナイフを手にする。 「死ねや、バケモン!」 ナイフがアンジュの腹を突こうとする瞬間、明るい炎が発した。 火に包まれた渡辺は、黒煙をあげ、悲鳴をきかせる。 やがて声もなく、渡辺は地面に倒れた。焦げ臭い煙の中で、渡辺は人型の黒いものに なっていた。 「こんな奴のために、姉ちゃんが手を汚すこたあねえよ」 アンジュが振り向くと、次郎吉が印を結んでいる。 「ごめん」 あやまられて、次郎吉は不思議そうに目を大きくした。 「何が?」 「おまえ、人殺しはしないんだろ」 「ああ、そんなことか。気にすんなよ。あんなの人間のうちに入らねえや。賞金が上がれば ハクが付くってもんよ」 それでも、アンジュはすまなそうにうなだれた。おのれの未熟さをアンジュは恥じた。 ひとすじの黒い煙が、暗くなりつつある空へとのぼっていく。 「これから、どうする」 武装隊のメンバーたちが、不安げな顔を突き合わせる。 「どっかで傭兵か、それこそ旅芸人でもやるか。アンジュ、おまえもそうするだろ?」 隊員の一人にきかれると、アンジュは首を振り赤茶けた髪を揺らした。 「私は蘆屋の研究所に行く。警備員の志願を出してるから」 正気を疑い、隊員たちは目をむいく。 「まさか、蘆屋を殺しに行く気か?」「やめとけ、かなうわきゃない」 五系統の一を確立した大魔法使いだ。アンジュでは勝負にもならないだろう。 「そんなんじゃないよ。ただ、知りたいのさ。何でズシが死ななきゃならなかったのか」 「向こうが仇討ちに来たと思ったら、何されるかわからないぞ」 「いざとなりゃ、逃げるくらいできるよ」 本心では、いまやアンジュは命をさほど惜しんでいない。刺し違えても構わない、という 覚悟がある。 決意が固いと知ると、隊員たちはトラックに乗り込み、去った。 あとに、アンジュと次郎吉が残った。 「アンジュちゃんってんだな。研究所までは行けねえや。風が吹いたらまた会おうぜ」 歩きだしたが、思い出したように次郎吉は立ち止まって振り向く。頭の丸い耳が左右に ふるえた。 「おっと、そうだアンジュちゃん。あんたはちょっと、セクシーだぜ」 「バーカ」 「あばよ」 魔素を発揮し、次郎吉は飛ぶ鳥のような速さで駆けていった。 次郎吉が見えなくなると、アンジュは研究所へと続く道路を歩き始めた。 上へ
https://w.atwiki.jp/talesofinnocence-r/pages/24.html
プロフィール 特徴 術技特技 秘技 奥義 天術 秘奥義 プロフィール 名前 アンジュ・セレーナ(Ange Serena) CV 名塚佳織 性別 女性 年齢 20歳 身長 158cm 体重 52kg 武器 短剣 出身 聖都ナーオス 前世 軍師オリフィエル 紹介 代々聖堂を守護する司祭の生まれ。前世の力で人々を癒し、聖女と呼ばれていた。優しく、ときには厳しくルカたちをたしなめる、お姉さん的存在。要領がよく、ひょうひょうと世の中をわたるタイプ。教会で人々をまとめていたこともあり、人を使うのが上手い。実はパーティキャラ一食欲旺盛だが、体型を気にしている。 特徴 いわゆる回復キャラ。イリアに比べ単体回復術の習得は遅いものの、全体回復術を習得できる(全体回復術はアンジュのみが習得する)。 攻撃術は数こそ少ないものの性能は悪くなく、キャラ自身の能力もあって効果は高い。特技はイリアに比べて豊富で個々の特技も出が早くスキも少なめ。空中に運べる技や、相手を貫通する特技もあったりと連携の邪魔を受けにくいのも利点。 難点は打たれ弱さと属性の極端な偏り方。HP・物理防御が共に低いのに武器は短剣で攻撃範囲に乏しく、術よりも特技の方が豊富。このため行動を細かく定めずにボス等と戦うと、不用意に前に出たあげく範囲攻撃に巻き込まれていつの間にか死亡という事が起きたりする。 属性は光属性のみ大量に覚え、攻撃術はすべて光属性。加入時の武器やその後の武器にも光属性がついている物が多く、光属性に耐性のある敵に手の出しようがなくなる状況に陥る事も。 AIの立ち回りが極端に悪いわけではないので、しっかりと作戦を指定した上で、ピンチの時には指示を出したり自分が動かしたりすると良い。上手く使えれば回復に盗みに仲間の連携の繋ぎにと、サポートのスペシャリストとして活躍出来る。 術技 特技 名前 TP 属性 Hit 空中 習得方法 性能 ローバーアイテム 2 - 1 × 初期 目の前に左手でひったくるように一撃を入れ、飛び退る。失敗すると転倒し、成功するとお辞儀する。「ご寄進、感謝します♪」素手による攻撃のためリーチが短く、本当に目の前の敵にしか効果がない。攻撃を外してもしっかり転倒するので確実に当てよう。また通常攻撃1撃程度とは言えダメージを与えるので、なかなか盗めないと倒してしまうこともしばしば。失敗して転んでいる間は完全に無防備なので仲間のサポートが必須。 光波刃 4 光 1 ○ 初期 短剣を振り抜き、光の刃を飛ばす。光の刃は敵を貫通して飛ぶ。使いやすい飛び道具。貫通するので、群がる敵に向かって放つとまとめてダメージを与えることが出来る。その後はトクギプラスの牙突衝等を連携させて近付こう。 牙突衝 5 - 1 ○ LV.16 一瞬で間合いを詰め、敵に突きを浴びさせる特技。間合いを詰めたり、相手の背後に回ったりすることも出来、アンジュの技の中でも連携に使いやすい。トクギプラス+リピートで牙突衝を連発して間合いを詰めたり、背後に回ったりと攻撃を兼ねた立ち回りに利用すると良い。 閃光翔 9 - 1 ○ LV.25 斜め前方に飛び上がりながら敵を斬りつける特技。使用後は相手をその場に、自身が上を取るよな位置関係になる。 空襲刃 11 - 1 ○ LV.29 空中で武器を構え、急降下で突く特技。高度調整にでも。 月閃光 13 - 1 ○ LV.33 武器の軌跡が三日月を描く特技。アンジュ版弧月閃。とはいえリーチがリーチなので使いにくい。 飛翔刃 14 - 2 ○ LV.37 回転斬りと共に上昇し、空中で斬りつける特技。使用後は両者とも宙に浮く。 秘技 名前 TP 属性 Hit 空中 習得方法 性能 聖煌輪 8 光 2 × LV.18 短剣で薙ぎ払って光のリングを形成し周囲を攻撃する。のだが、非常にリーチが短く、地上でしか出せない。牙突衝で間合いをきっちり詰めてから出そう。 牙突飛燕衝 11 - ○ LV.27 光波連刃 15 光 ○ LV.35 牙連刃 18 - × LV.43 空襲閃光翔 22 - ○ LV.47 空襲刃と閃光翔を組み合わせた秘技。Vの字軌道で斬り裂く。自分が相手の上をとっている状況で、その位置関係を崩さず攻撃したい時に便利。 月閃襲追刃 22 - ○ LV.49 月閃光で攻撃した後、追い討ちをかける秘技。両者とも大きく空中に上がる。 奥義 名前 TP 属性 Hit 空中 習得方法 性能 瞬迅閃裂破 10 - LV.22 瞬時に前方へ突進し後方に無数の斬撃を発生させる。長い距離を突進する上に判定が広く、密集した敵をバシバシ斬ってくれる。離脱にも向いているので、雑魚戦などで使おう。 守護方陣 19 光 × LV.39 連牙飛翔刃 27 - LV. 崩龍斬光刃 28 光 ○ LV.53 空中を疾走してZを刻む奥義。地上で放つと、閃光翔と似たような技で上がってからZ字斬りを始める。 天翔光波刃 29 光 ○ LV.55 閃光翔を連続で繰り出した後、光波刃を放つ奥義。両者とも大きく空中に上がる。最後の光波刃は連続HITする。 天術 名前 TP 属性 Hit 空中 習得方法 性能 ファーストエイド 6 - - 初期 味方1人のHPを30%程度回復する。やや物足りない性能に感じるが、ヒールを覚えるまではこれで凌ぐしかない。 ヒール 14 - - LV.24 味方1人のHPを50%程度回復する。イリアに比べ、習得が遅いのがネック。 キュア 31 LV.45 ナース 35 LV.20 リザレクション 63 LV.41 リカバー 13 - - LV.17 味方1人の状態異常を回復する。イリアに比べ、習得が遅いのがネック。 ディスペル 10 LV.27 アンチマジック 19 LV.45 レイズデッド 33 LV.31 フォトン 8 光 初期 レイ 14 光 LV.22 グランドクロス 31 光 LV.43 秘奥義 名前 TP 属性 Hit 空中 習得方法 性能 光翼聖断煌 1+10 × 始動技:自分の周囲4キャラ分程の範囲に光の柱を生じさせる。秘奥義:祈りで背後に8本の光の剣を召喚し、それを飛ばして敵を囲い、光の円陣結界でダメージを与えて最後に炸裂させる。始動技がヒットした敵全員を攻撃するため、敵の中心で使うと多くの敵を巻き込める。 鳳翼熾天翔 1+4 ○ 始動技:真っ直ぐ短剣を投げつける。秘奥義:
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/3717.html
【種別】 人名 【初出】 新約20巻 フルネームの初出は新約21巻 【解説】 イギリス清教第零聖堂区『必要悪の教会』に所属する魔術師。 クラシックなメイド服を着た金髪の女性。 必要悪の教会の中でも「悪名が高すぎて国外に派遣できない」とまで言われた実力者。 表面にシジルで「名」を刻んだ自走するスーツケースを複数従えている。 横倒しにして積み上げた複数のスーツケースを両手で持ち上げるパワフルなメイドさん。 色々と崖っぷちな立場にあってまともな出会いに飢えており、迂闊にミスと呼ぶと腕力でぶっ飛ばされる。 スーツケースに人を詰め込む『棺』としての役割を持たせ、ケース内を超小型防音環境として取り扱う。 主に内部に味方を収納し集中できる環境を貸し与える目的で使用しているが、使い方を変えれば相手を閉じ込めたり、負傷した味方を回収したりすることができる。 さらにスーツケース自体も自在に操作でき、仮組みの足場として使ったり、盾や罠のように使うこともできる。 自走機能は未だ学習・調整不足のようで、車間距離や優先ルートを巡ってカバン同士が喧嘩したり、列を離れて迷子になるカバンもあったりする。 (アンジュはそれを可愛がっており、過保護呼ばわりされることも。)
https://w.atwiki.jp/moonside-hazama/pages/32.html
アンジュ=オックスブラッド Anjou=OxBlood 「・・・悪趣味だわ。」 性別 :女性 年齢 :10歳 戦う理由:一人になりたいから 幼少の頃のトラウマによって心に闇を持ってしまった少女。 過去の事件が原因で両親を失い、自身も襲われるが放浪の旅人、ネロに助けられる。 それからはネロを兄のように慕うが、心を開く気配はない。
https://w.atwiki.jp/toi_skit/pages/80.html
【アンジュとリカルドとエルマーナ】 エルマーナ 「そーいうたらなぁ、 ルカ兄ちゃんはイリアに一目惚れして くっついて来てんて~」 アンジュ 「そのようね。 ルカ君、結構情熱的・・・。 家も生活も捨てての逃亡生活だもの」 リカルド 「俺には現実逃避に思える。 ミルダは、実生活に不満がかなり あったようだからな」 アンジュ 「あら、イリアを見くびってません? あの子はそれぐらい魅力的な女の子だと 思いますよ」 エルマーナ 「いや、ところが家が恋しなって 帰りたがったらしいねん」 リカルド 「フン・・・、どうせ ピーピー泣いたんだろう」 エルマーナ 「スパーダ兄ちゃんによると、その後 泣き言を言わない宣言したらしいねん」 アンジュ 「ほら、やっぱりイリアのためね!」 リカルド 「ほう?それで?」 エルマーナ 「んで、めでたしめでたし」 アンジュ 「あ、エルったらヒドい。 もう終わりなの?」 リカルド 「といっても現在進行形だろう。 結末はまだまだ先だ」 「むしろお前らはどうなんだ? セレーナにラルモは」 アンジュ 「わたしは・・・、 一応天に捧し身ですもの」 エルマーナ 「ウチは・・・、まだ子供やし・・・」 リカルド 「フン、なんの事はない。 アニーミのロマンスを指をくわえて 見ているだけに過ぎんのだな」 「言い訳よりも、 お前ら自身の恋愛談を 聞かされたいものだ」 エルマーナ 「なあ、どうやったら 誰かウチに一目惚れしてくれるん?」 アンジュ 「経典にはそんな記述なかったなぁ・・・」